環境が認知症を進行させる

母の認知症の始まりから日常を書き残していきます。

1人が怖い

 

「ひとりが怖いんだよ」

実家に行くとそんなことを言うようになった。

 

確かに実家に行くと、すごいホッとした顔と同時にすごい嬉しそう。

 

出来るだけ行くようにしていました。

 

 

最近休みの日、寝ているとインターホン。

 

「車があったからさ。お弁当買ってきたよ」

 

お金を預けてるから、数百円しかないはずなのに。

 

そこは人に何かしてあげるのが好きな母、ありがたくお弁当をいただくことで嬉しいかなと。

 

もちろん私も空腹だったので嬉しい😆

 

家に引きこもってたから、散歩勧めてきたので、外に出るようになってよかった。 

 

なんて安心している間に、電話が何回もかかってくるようになった。

 

仕事中、スマホを持たなかったので、夕方まで連絡には気がつかないのだけれど。

 

よくよく聞くと、姉や孫のところには毎日何度も着信があるようだ。

 

それを怒られて、私のところにかけていたらしい。

 

昔から心配性ではあったけど、最近は特にひどく、さっきも電話がかかってきました。

 

「パソコンが勝手に動く」「プリンターのライトがいつも赤なのに今日はオレンジ」「この手紙何かな?」

わからないから来てよって。

 

目に見えるもの全てが心配のタネになっている様子…。

 

触らなくていいよ。省電力のためになってることだから。といっても納得しない。

 

手紙の内容説明して、心配するような内容じゃないと言っても納得しない。

 

多分一人で寂しくて、誰かにいて欲しいのだね。

 

環境の変化がきっかけなんだろうな。

 

次回はきっかけとなった環境の変化についてお話しします。