環境が認知症を進行させる

母の認知症の始まりから日常を書き残していきます。

認知症進行のきっかけ

孫と姉夫婦と同居していた母。

 

数年前に姉夫婦は離婚しましたが、子供達もいるので夫婦同居はしていました。

 

仕事や学校で孫たちがいない時、話し相手になっていたのが姉の夫でした。

(なぜ昼間にいるのかっていうのは察してください…。)

 

諸事情でその姉の夫が田舎に帰ることになりました。

 

そして孫たちが学校、就職で家をあけることが多く食事の支度などもする必要がなくなりました。

 

この頃からあれ?と思う言動がありましたが、年齢のための物忘れ程度だろうと思っていました。

 

そのうち、元々心配性の母でしたが、心配になると明らかに表情が変わりソワソワ落ち着かなくなってきました。

 

そして姉が再婚。様子がさらにおかしくなりました。

 

被害的な言動や悲観的な言動ばかり。

 

そして、聞き手の反応を一切気にせず話し続けるようにもなりました。

 

 

人のことに左右されない人であれば違うかもしれませんが、人のお世話をすることが生きがいだった母はこの環境についていけなかったんです。

 

若い頃からの生き方によって、何がきっかけとなるか違うとは思います。

 

人に依存する生き方の方は、周囲の人の変化で認知症の進行のきっかけとなるかもしれません。

 

仕事に依存する生き方の方は、仕事がなくなったりすると認知症のきっかけになるとよく言いますよね。

 

次からはそんな母の日常を書いて残していきたいと思います。